遠方プロジェクト
ヘアセット☆15分で仕上げる作り方 がテーマのブログ
前回は、「基礎基本工程5:ピニング」
についてお話ししました
今回は、
基礎基本の逆毛 ヘアセット☆15分で仕上げる作り方
「第7回 基礎基本の逆毛」
「逆毛」とヒトコトでまとめても用途にあわせ数種類あり、それぞれ立て方も形状もすこしずつ異なります…
つくるスタイルによっての使い分けを推奨しますが、今回は基礎基本の立て方や逆毛に関する全体像をお伝えしようと思います
基礎基本の逆毛☆立て方の大切なポイント
コームの持ち方と毛に対する角度
毛束を持つ手の使い方とコームを持っている手の動き
テンションのかけ方と力加減
では、上記3つのポイントについて解説します。
①コームの持ち方と毛に対する角度
→ コームはクシが終わる部分あたりを親指と人差し指でつまみ、ほかの3本はソッと添えるようにテール(棒状のところ)を握ります。
毛に対して90度、コームは下向きです。
②毛束を持つ手の使い方と、コームを持っている手の動き
→ 毛束はピースで持ち、親指は補佐役に使います。
コームを持っている手は上下運動ではなく、えんぴつ削り器をまわすように楕円をえがくよう動かします。
③テンションのかけ方と力加減
→ 毛束を持つほうのテンションは、強すぎても弱すぎてもダメなのですが、、男性は強すぎる傾向にあるので思っているよりも優しく!
右手と左手の強度は連動しているので、コームを持つ手にリキミがあると上手く逆毛は立ちません。力加減は、全体的に軽く優しく動かすのがコツです。
このポイントが抑えられると、とこんがらがった毛ではなく、ホンモノ逆毛が作れるようになります。
では…
ホンモノの逆毛とは、どんなものかご存知でしょうか
左の写真は、8の字が見えるよう大ざっぱに立てた逆毛
右の写真は、逆毛を物凄いクローズアップしたもの
こんがらがっただけの毛と、ホンモノ逆毛の違い=8の字の逆毛かどうか??です
そして、さらに
スタイルによって密度を変えられるかどうかで、モチ(耐久度)が変わります
※ただのこんがらがった毛の目安は、硬くペラペラです😅フワフワのボリュームも出せないし、エアリーな散らしも作れません💦
8の字のホンモノ逆毛は、ただのループの重なりなので手ぐしでも簡単にほぐせます❣️しかし、、こんがらがった毛は、グチャグチャに絡まっているので、なかなかほぐせません。←そして切れ毛が増えます😢ご注意下さい💦
ヘアセットが色々できるようになりたい方…
逆毛の基礎基本は必ずマスターして頂きたい
今の流行では、出来ても出来なくても成り立つスタイルが多いのは事実です!
しかし、年齢に合わせたスタイル作り、ブライダルの列席お母様、頭の形をキレイに見せるためのバランス作りなど、、、逆毛が立てられることで
その先にあるご自身の可能性の広がり方が大きく変わります
次回、第8回逆毛の種類別について
誠にありがとうございました❣
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