【ゆるピンの原因】ハーフツインのピンの留め方3ステップ|現場レッスン

【現場レッスン Vol.6】

まずは 3 分解説動画でゆるみ度をチェック👇
https://youtu.be/zKSfBUdgEz8


この記事で学べること

  • ピンの基礎基本『5:5』の挟み方
  • 頭の丸みに沿わせて ピンを“滑らせる”角度とルート
  • 左利きでも迷わない“利き手側のピニングの仕方”
  • 10 分×7 日で確実に上達する練習ルーティン

【基礎基本】ピニング講座🎥
https://youtu.be/gng2d35K6rI 


1.ゆるピンが起こる三大原因

  1. 土台とねじっている毛束を「5:5」で挟んでいない
    → 地肌側(土台)の毛量が足りないとピンが浮き、固定力減。
  2. ピンの間に毛束を多く挟みすぎている
    → ピン先が表面に出てきやすい上に、固定力減。
  3. 十字の関係になっていない
    → 土台の毛とピンが十字の形で挿されていないと固定力減。

 


2.崩れないピン留め〈3ステップ〉

STEP ポイント チェック
地肌に密着 テンション
ピン先すぐ閉じる 毛の適量
土台と毛束5:5&角度 毛のバランス

ワンポイント
利き手側はゆるピンになりやすいので注意!
(動画00:30~左利きの方向けに解説しています)


3.NG症状と即修正ワザ(原因+解決)

NG 症状 原因 修正ワザ
ピンが浮く/動く ・土台の毛を挟んでいない
・挿し込む角度が浅い
① 毛束を土台との割合 5:5 で取り直す
② ピンを 30~45°傾けて再挿入
ピン先が飛び出る ・ピンに毛束が挟まりすぎ
・ピン下に毛残り(挟んでない)
① 挿し込んだら 指でピン先を押さえる
② ①後、お尻を持ち上げて押す
ピン戻り(後ろ/横) ・ピンを開きすぎ毛量過多
・ねじりが強すぎて反発
① 挿し込んだらピンをすぐ閉じる
② 留める毛束のみ狙いテンション調整

解説
ピン固定のコツは “土台の毛” と “ねじってる毛” の両方を同比率で挟む。
地肌側の毛を噛まずに毛束だけで留めようとすると固定されずに「ゆるピン」の原因に。
挿しこみ方→ピンの角度→はさむ適量毛 にご注意ください。


4.ツヤ&キープ力の底上げポイント

  1. あほ毛をグリースやワックスなどでまとめる
  2. スプレーは 20 cm 離し “ふわっ” と噴射
  3. 指先にも軽くスプレーを付け、毛束を撫でてまとめる
  4. ピンの部分だけでなく下ろしている髪も触らないようご本人に伝える

5.10分×7日の練習ルーティン

Day メニュー 目標
1 ハーフツインのピニング 両側を3分で留める
2 3 片側ピン集中 (右/左) 各日10回“5:5”で毛束取る
4 5 苦手な方(右/左)を特訓 手順と感触を体で覚える
6 タイムアタック 両サイド2分以内に仕上げ
7 写真比較 (左右対称) ゆるみ&左右差ゼロを確認

6.使用アイテム

  • アメリカピン(通称:アメピン)
  • ポマードブラシ(仕上げ用)
  • コーム/ダッカール
  • クールグリース

👉 よく聞かれるお仕事アイテムは
 こちらのまとめ記事 を参照ください。


7.よくある質問

Q. ロングヘアでも同じ手順ですか?
A. 基本は同じです。毛束に重力がかかる分 ピン2本留め にすると安定感が増します。

Q. 髪が硬くてピンが留まりにくいのですが…
A. ピンを差し込む時、ピンの間に 毛束を挟み込み過ぎないUピン も使うと安定します。

Q. アップスタイルの時のピンがゆるいです…
A. 5:5など基本は同じですが、こちらのブログも参考にどうぞ


8.関連動画でステップアップ

 


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まとめ

  • ゆるピンの最大原因は“5:5不成立”+角度ミス+テンション不足
  • 3 ステップ(挟む→閉じる→滑らせる)で誰でも即安定
  • まずは 10 分×7 日、練習ルーティンの写真比較で
    “浮きピンゼロ”や“左右対称作り”を目指しましょう!

 

もう一度、動画でおさらい🎥😊

最後までお読みいただき
ありがとうございました😊🎀

 

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